Young Investigator Award (YIA)　

北海道支部：田中真輝人（札幌医科大学附属病院　検査部）

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支部名：北海道支部　氏名：田中真輝人
所属：札幌医科大学附属病院　検査部
研究内容：PLP あるいはPMP 添加IFCC 法試薬によるAST およびALT 活性測定の評価

自己紹介：

2014年 北海道医学技術専門学校 卒業
2014年 札幌医科大学附属病院 検査部 入職
2022年 札幌医科大学大学院 医学研究科 入学
現在に至る

受賞のコメント・今後の抱負：

この度は、日本臨床化学会北海道支部YIAにご選出いただき、心より感謝申し上げます。現在、臨床化学分野では、特に酵素測定の国際標準化が急速に進んでおります。本研究では、ASTおよびALTについてJSCC法とIFCC法の相違を検証いたしました。本研究内容が今後の国際標準化の一助となれば大変光栄に存じます。YIA受賞に際し、指導を賜りました本学感染制御・臨床検査医学講座の髙橋教授をはじめ指導者の皆様、選出に携わられた多くの方々に厚く御礼申し上げます。今後もより一層の研さんに励み、微力ながら臨床化学分野の発展に貢献できるよう努めて参ります。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

東北支部：佐藤　美空（東北医科薬科大学病院　検査部）

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支部名：東北支部　氏名：佐藤　美空
所属：東北医科薬科大学病院　検査部
研究内容：採血管変更における生化学検体の再採血に関する調査

自己紹介：

2021年3月　弘前大学医学部保健学科検査技術科学専攻卒業
2021年4月　東北医科薬科大学病院検査部入職

受賞のコメント・今後の抱負：

　このたびは日本臨床化学会2024年度YIAにご選出いただき、大変光栄に存じます。学会並びに選考委員会の先生方に厚く御礼申し上げます。また、本研究に関してご指導いただきました髙橋先生、小堺技師長をはじめ、研究にご協力いただきました全ての方々に深く感謝申し上げます。本研究では採血管サイズの変更および、翼状針または留置針採血が検体溶血による再採血に影響しているのかを針先圧力の測定を行って検討しました。今回の研究が少しでも臨床に貢献できればと考えております。今回の受賞を励みに、今後も臨床検査の発展に貢献できるよう、より一層精進してまいりますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

関東支部：山崎あずさ（東京医科歯科大学病院　検査部／東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科）

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支部名：関東支部　氏名：山崎あずさ
所属：東京科学大学（旧 東京医科歯科大学）大学院医歯学総合研究科／東京科学大学病院（旧 東京医科歯科大学病院）検査部
研究内容： COVID-19患者におけるプレセプシン測定の有用性および腎機能との関連

自己紹介：

2018年：東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科 博士（前期）課程 修了
2018年～：東京医科歯科大学病院 検査部 臨床検査技師
2021年～：東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 博士課程 臨床分析・分子生物学分野（社会人大学院）

受賞のコメント・今後の抱負：

この度は，2024年度日本臨床化学会関東支部YIAにご選出いただき，大変光栄に思っております．小谷和彦支部長をはじめとする関東支部の先生方ならびに学会関係の皆様に厚く御礼申し上げます．本研究は，COVID-19のバイオマーカーに関する研究であり，多くの検体のプレセプシンを測定し，その値の変動や腎機能との関連などを解析できたことがこのような成果につながったと考えております．ご指導・ご支援いただきました先生方に深く感謝申し上げます．今回の研究に携わることができ，私個人としてもデータ解析力など研究力を向上させることができたと感じています．今後も臨床検査の発展に貢献できるよう，様々な研究や検査業務に励んでまいります．引き続き，ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます．

甲信越支部：鈴木　晴媛（信州大学医学部附属病院 臨床検査部）

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支部名：甲信越支部　氏名：鈴木　晴媛
所属：信州大学医学部附属病院 臨床検査部
研究内容：純水の水質異常による生化学自動分析装置重炭酸イオン濃度測定への影響

自己紹介：

2020年　筑波大学医学群医療科学類 卒業
2021年　信州大学医学部附属病院 臨床検査部 入職
2022年　信州大学大学院 医学系研究科保健学専攻（修士課程） 修了
2022年　信州大学大学院 医理工学研究科医学系専攻（博士課程） 入学

受賞のコメント・今後の抱負：

この度は臨床化学会2024年度YIAに選出いただき、甲信越支部の先生方ならびに学会関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今回は生化学自動分析装置で分析を行うにあたり重要な純水へ水道水が混入したことで、重炭酸イオン測定に顕著な影響が認められた事例について、ご報告させていただきました。事例発生時の各種データの推移の解析から、測定値の変動要因および対策として有効なパラメータ設定に関する考察まで行い、日常検査業務の中で遭遇した事例に対し臨床化学的なアプローチしていく貴重な経験であったと考えております。今後も臨床検査や医療の発展に貢献するべく精進してまいりますので、お導きのほどよろしくお願いいたします。

東海・北陸支部：石原　裕也（藤田医科大学　臨床検査部）

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支部名：東海・北陸支部　氏名：石原　裕也
所属：藤田医科大学　臨床検査部
研究内容：心血管疾患でCCU に入院した急性冠症候群のない患者における心臓ミオシン結合蛋白C の予後予測

自己紹介：

2016年4月藤田医科大学病院臨床検査部入職
2020年4月-2022年3月藤田医科大学大学院保健学研究科修士課程
2022年8月藤田医科大学医学部循環器内科学特別研究員

受賞のコメント・今後の抱負：

この度はYIAを受賞させていただき、誠に嬉しく思います。当院入職時より、循環器に関する研究に携わらせていただき、様々な報告をさせていただきました。これまで私をご指導ご鞭撻していただきました先生方のご協力のおかげです。YIA受賞を嬉しく思うと共に、共同研究者の先生方へ感謝したいと思います。
これまで、循環器疾患をバイオマーカーの観点から関係性を調査してきました。私は、バイオマーカーを、身体が異常を訴えかける「メッセージ」と捉えています。メッセージはやがて生理的変化を伴います。心電図や超音波検査などは、その生理的変化を捉える為の検査です。メッセージがどのような生理的変化を生むのか、その変化がなぜ疾患に繋がるのかの一貫した流れを考慮した研究をしていけたらと日々考えております。身体が訴えかける「メッセージ」の意味を読み取れるような研究が出来たらと思います。

近畿支部：川上　莉歩（大阪大学大学院 医学系研究科）

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支部名：近畿支部　氏名：川上　莉歩
所属：大阪大学大学院 医学系研究科
研究内容：一卵性双生児を対象とした遺伝子発現量と白血球分画数の関連解析

自己紹介：

2024年　大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻修了
2024年　金沢医科大学病院中央臨床検査部入職

受賞のコメント・今後の抱負：

このたびは日本臨床化学会近畿支部YIAに選出していただき、大変光栄に存じます。学会並びに選考委員会の先生方、本研究に関しご指導ご鞭撻いただきました先生方、研究にご協力いただきましたすべての方々に厚く御礼申し上げます。
本研究では、一卵性双生児を対象として、各白血球分画の数の変化に関与する遺伝子の探索を行いました。今後、このような双生児研究がさまざまな分野において行われていき、今後の臨床検査や医療の発展につながればと考えております。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

中国支部：國宗　勇希（山口大学医学部附属病院 検査部）

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支部名：中国支部　氏名：國宗　勇希
所属：山口大学医学部附属病院 検査部
研究内容：眼炎症性疾患の新しい診断アプローチ～眼感染症網羅的PCR 検査の性能と応用～

自己紹介：

2018年３月　熊本大学医学部保健学科　卒業
2020年３月　熊本大学大学院保健学教育部（修士課程）修了,　修士(保健学)
2020年４月~現在　山口大学医学部附属病院検査部　
2024年９月　山口大学大学院医学系研究科 (博士課程) 修了, 博士(医学)

受賞のコメント・今後の抱負：

この度、日本臨床化学会2024年度YIAに選出いただき、心より光栄に存じます。本学会並びに選考委員の先生方、ご推薦・ご指導を賜りましたすべての先生方に、深く感謝申し上げます。今回、眼炎症性疾患に対する新たな診断薬として、島津製作所のヘルペス・梅毒・トキソプラズマ症病原体検出キットの臨床的有用性を報告する機会をいただきました。本キットの導入により、院内での眼感染症診断に貢献できることが確認され、また、臨床における新規試薬の導入とその有用性を発信することが、臨床検査技師としての医療貢献において重要であると再認識いたしました。今後も、試薬や機器の進歩に遅れることなく、常に最新の情報に目を向け、検討・研究・発信して参りたいと存じます。引き続きご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

四国支部：松本　雄貴（愛媛大学医学部附属病院　検査部）

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支部名：四国支部　氏名：松本　雄貴
所属：愛媛大学医学部附属病院　検査部
研究内容：NAD Synthetase を用いたアンモニア測定法にEDTA が及ぼす影響と解析

自己紹介：

2012年3月：大分臨床検査技師専門学校 卒業
2012年4月：愛媛大学医学部附属病院 検査部 入職
2024年8月：学士(保健衛生学)学位取得　独立行政法人大学改革支援・学位授与機構

受賞のコメント・今後の抱負：

　この度は、2024年度日本臨床化学会YIAにご選出いただき、大変光栄に存じております。学会並びに選考委員会の先生方、本研究に関しご指導ご鞭撻いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。本研究は日常検査業務の中でEDTA採血管を使用した検体でNH3値が偽低値を示した事例に対して原因究明および解析を行ったものでございます。今回の受賞を励みに臨床検査の発展に貢献できるよう、今後の研究活動により一層励みますので宜しくお願い致します。

九州支部：古澤　恭平（久留米大学病院 臨床検査部）

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支部名：九州支部　氏名：古澤　恭平
所属：久留米大学病院 臨床検査部
研究内容：従来の抗核抗体染色パターンと比較したICAP 分類の有用性について

自己紹介：

2015年3月 熊本保健科学大学医学検査学科卒業
2015年4月 久留米大学病院臨床検査部 入職
2024年4月より中央手術部勤務

受賞のコメント・今後の抱負：

この度はYIAに選出していただき、大変光栄に思います。学会ならびに選考委員会の先生方、また本研究についてご指導いただきました先生方に心より感謝申し上げます。今回、抗核抗体の新たな染色分類としてICAP分類について報告させて頂きました。ICAP分類は現在日本ではほとんど採用されていない分類法ですが、今後ICAP分類の普及にむけて一層研究活動に励みたいと考えております。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。